悲しいのとはちゃうねん
2007年 06月 18日
最近立て続けに訊かれた質問の一部。
「鬱病ってさ、どれくらい頻繁に悲しくなるの?気分が冴えないんだったら、何か楽しいことをすればいいんだよ!薬なんて必要ないって(^ー^)v」
別に書かなくってもいいものをやたらと素直にプロフィールに書いてあるもんだから、ウチに会う段階まで辿り着いた相手は、それなりに興味があるらしく。
興味って言うよりも『関心』なのかなー。みんなそれなりに真摯な態度で聞いてくれるし、理解をしようと努めているのも見てとれるので、話してる側としてもありがたい。
でね、今まで出会った人四人中、一人は鬱病と診断されてカウンセリングにもしばらく通ってたって人で、もう一人も鬱病っぽい時期がしばらくあった、と言ってた。で、後の二人は鬱病とは全く無縁&今まで鬱病の人に会ったことないらしい。
もしかしたら、食事とか栄養とかに関する知識が皆無に等しい、もし知識があってもほぼ確実に何かを勘違いして覚えてるアメリカ人だから、鬱病に関する知識も間違ってる、若しくは皆無なのかもしれん。
でも日本人の中にも、ウチが出会った二人のように鬱病とは無縁の人だっているはず。
そこで一筆執ってみよう(爆)と思ったのでありましてね。
まず、タイトルにも書いてある通り、“悲しい気分”が続くのが鬱病ってんじゃないんです。
敢えて“気分”として表現するのであれば、そうだなぁ…
虚しい気分、とでも言うんでしょうか。麻痺しちゃうんですよ、感覚が。
だから「気分転換に楽しいことをしよう☆」と誘われて、仮に外に行く体力があるとします。
誘ってくれるのはありがたい、と頭では理解できるし、それだけ想ってくれてるんだってのも理解出来るんですね、頭の中では。
でもね、何て言うんだろうか… 頭で理解は出来ていても、感謝する気持ちにはならないんです。
わかるかな、こんな表現で。(苦笑)
「何か美味しいものを食べよう!」って誘われて、外に行く体力があったとします。
いくら鬱病とはいえども、お腹はもちろん空くので、食べますよね。でも味がわからないんです。
「あー、美味しいはずなんだなぁ、これは」と理解はしてるんですけどね、頭の中で。
「そんなメソメソしてないで、ちょっとは自分に克をいれなさい!」と半ばキレられることもしばしばありますよ、そりゃ。
でもね、痛くも痒くもないんです。心に響かないんです。
「ウチのことを想って言ってくれてるんだろうなぁ…」
「なにをそんなにカリカリしてるんだろうか、この人は…」
「そうかぁ、ウチはメソメソしているのかぁ…」
と、ほぼ上の空なんですよね。
ラジオから流れてくる曲も、好きとか嫌いとかの感情を覚えるんじゃなく、
「ふ~ん… これが流行ってるのねー…」
と、理解するにとどまるんです。
後ね、鬱病の人に多いであろう自殺願望。
これもね、「死にたい」っていうんじゃなくって
生きていても仕方ないんだから、死んじゃっても何にも変わらないだろう
っていうか。
このまま生き続けるんなら、今死んだほうが幾らかマシなんじゃないか
とでも言いましょうか。
朝目覚ましが鳴って、起きて会社に行く支度をしなきゃいけない。でも、体が重くて起きられない。そんなとき、
あー、起きるの辛いなぁ… 支度するの面倒だなぁ… 会社に行くの疲れるなぁ… 死んじゃえば会社に行かなくて済むし、会社にいく支度する必要もなくなるし、朝起きる必要もないのになー… 死ねば楽になれるんだろうなぁ…
と、朝起きてからわずか数秒で“死”という言葉が浮かぶんですよ。
決して『死にたい』と“願う”んではないんですよね。
わかるかなぁ、この感覚。
だからね、結論としてはですね
鬱病は鬱病の人・なった人にしか理解出来ないんです。
理解しようとする気持ちは鬱になった人間にとって非常にありがたいです、もちろん。
でも、憶測や推定をするくらいなら、放っておいておくれ。
そんな気分になることも、無きにしも非ず。
だからいつもウチが言うことは、これ。
I'm feeling OK now, and you don't wan to see me off the medication.(笑)
今ウチは大丈夫で、薬をちゃんと飲み続けていればこれからも大丈夫でいられる。
そういうことっ。
*薬に関してもまた色々と意見が分かれるんですけど、一度飲み始めてスキップし続けて、全て(健康状態、精神状態、感情)が目茶目茶なった経験を持っている立場の意見を言わせて頂きますと、たとえその薬の“効果”が錯覚であろうとも、服用を止めてまた“あの精神状態”に陥るくらいなら、飲み続けた方がマシ。なんですな。
てか、なんじゃこれ。まとまりなんてあったもんじゃないですな、このエントリー。(苦笑) アップする前に消しちゃおう、とも思ったり。でもこうやってアップしちゃってるし。(爆) まぁたまにはいいでしょう、こういうワケのわからんエントリーも。(笑)
「鬱病ってさ、どれくらい頻繁に悲しくなるの?気分が冴えないんだったら、何か楽しいことをすればいいんだよ!薬なんて必要ないって(^ー^)v」
別に書かなくってもいいものをやたらと素直にプロフィールに書いてあるもんだから、ウチに会う段階まで辿り着いた相手は、それなりに興味があるらしく。
興味って言うよりも『関心』なのかなー。みんなそれなりに真摯な態度で聞いてくれるし、理解をしようと努めているのも見てとれるので、話してる側としてもありがたい。
でね、今まで出会った人四人中、一人は鬱病と診断されてカウンセリングにもしばらく通ってたって人で、もう一人も鬱病っぽい時期がしばらくあった、と言ってた。で、後の二人は鬱病とは全く無縁&今まで鬱病の人に会ったことないらしい。
もしかしたら、食事とか栄養とかに関する知識が皆無に等しい、もし知識があってもほぼ確実に何かを勘違いして覚えてるアメリカ人だから、鬱病に関する知識も間違ってる、若しくは皆無なのかもしれん。
でも日本人の中にも、ウチが出会った二人のように鬱病とは無縁の人だっているはず。
そこで一筆執ってみよう(爆)と思ったのでありましてね。
まず、タイトルにも書いてある通り、“悲しい気分”が続くのが鬱病ってんじゃないんです。
敢えて“気分”として表現するのであれば、そうだなぁ…
虚しい気分、とでも言うんでしょうか。麻痺しちゃうんですよ、感覚が。
だから「気分転換に楽しいことをしよう☆」と誘われて、仮に外に行く体力があるとします。
誘ってくれるのはありがたい、と頭では理解できるし、それだけ想ってくれてるんだってのも理解出来るんですね、頭の中では。
でもね、何て言うんだろうか… 頭で理解は出来ていても、感謝する気持ちにはならないんです。
わかるかな、こんな表現で。(苦笑)
「何か美味しいものを食べよう!」って誘われて、外に行く体力があったとします。
いくら鬱病とはいえども、お腹はもちろん空くので、食べますよね。でも味がわからないんです。
「あー、美味しいはずなんだなぁ、これは」と理解はしてるんですけどね、頭の中で。
「そんなメソメソしてないで、ちょっとは自分に克をいれなさい!」と半ばキレられることもしばしばありますよ、そりゃ。
でもね、痛くも痒くもないんです。心に響かないんです。
「ウチのことを想って言ってくれてるんだろうなぁ…」
「なにをそんなにカリカリしてるんだろうか、この人は…」
「そうかぁ、ウチはメソメソしているのかぁ…」
と、ほぼ上の空なんですよね。
ラジオから流れてくる曲も、好きとか嫌いとかの感情を覚えるんじゃなく、
「ふ~ん… これが流行ってるのねー…」
と、理解するにとどまるんです。
後ね、鬱病の人に多いであろう自殺願望。
これもね、「死にたい」っていうんじゃなくって
生きていても仕方ないんだから、死んじゃっても何にも変わらないだろう
っていうか。
このまま生き続けるんなら、今死んだほうが幾らかマシなんじゃないか
とでも言いましょうか。
朝目覚ましが鳴って、起きて会社に行く支度をしなきゃいけない。でも、体が重くて起きられない。そんなとき、
あー、起きるの辛いなぁ… 支度するの面倒だなぁ… 会社に行くの疲れるなぁ… 死んじゃえば会社に行かなくて済むし、会社にいく支度する必要もなくなるし、朝起きる必要もないのになー… 死ねば楽になれるんだろうなぁ…
と、朝起きてからわずか数秒で“死”という言葉が浮かぶんですよ。
決して『死にたい』と“願う”んではないんですよね。
わかるかなぁ、この感覚。
だからね、結論としてはですね
鬱病は鬱病の人・なった人にしか理解出来ないんです。
理解しようとする気持ちは鬱になった人間にとって非常にありがたいです、もちろん。
でも、憶測や推定をするくらいなら、放っておいておくれ。
そんな気分になることも、無きにしも非ず。
だからいつもウチが言うことは、これ。
I'm feeling OK now, and you don't wan to see me off the medication.(笑)
今ウチは大丈夫で、薬をちゃんと飲み続けていればこれからも大丈夫でいられる。
そういうことっ。
*薬に関してもまた色々と意見が分かれるんですけど、一度飲み始めてスキップし続けて、全て(健康状態、精神状態、感情)が目茶目茶なった経験を持っている立場の意見を言わせて頂きますと、たとえその薬の“効果”が錯覚であろうとも、服用を止めてまた“あの精神状態”に陥るくらいなら、飲み続けた方がマシ。なんですな。
てか、なんじゃこれ。まとまりなんてあったもんじゃないですな、このエントリー。(苦笑) アップする前に消しちゃおう、とも思ったり。でもこうやってアップしちゃってるし。(爆) まぁたまにはいいでしょう、こういうワケのわからんエントリーも。(笑)
by HarlemSomu
| 2007-06-18 11:38
| 鬱なおはなし。